2006年08月22日

そば三昧

甲子園決勝再試合、堪能した。駒苫のエース田中が試合前、報道陣に対し
体の張りを大っぴらに訴えているのを聞いた時点で、結果は予感していたが…
昨日は夏休み最後の日でもあった。せっかくなので妻とランチに出掛けた。

連日の暑さで食欲が落ちているので、さっぱりと日本そばに。
訪ねたのは、上品な味と噂に聞いた小布施町の「せきざわ」だ。

観光客でにぎわう古い町並みを抜け、栗やリンゴの畑が続く
「北信濃くだもの街道」沿いに、木材を多用した2階建ての店舗兼住宅がある。
看板は小さく、注意していないと通り過ぎてしまうほどだが、
そば通には有名な店らしく、休日にはかなりの混雑になるという。
開店間もない午前11時40分ころ着いたので、店舗脇の駐車場に止められた。

店は元々、群馬県箕郷町(高崎市と昨年合併)にあった。
長野県最北の栄村で自家栽培したそばを提供しており、
群馬との往復が大変なことから、昨年暮れに移転してきたという。

玄関で靴を脱ぎ、木の香りがさわやかな板張りの店内へ。
女性(店主の奥さん)の「いらっしゃいまし」という言い回しが耳に残る。
6〜8人掛けの一枚板のテーブル席が4つとカウンター、合わせて30席余。
一番奥のテーブル席に座った。

豊富なメニューの中から、私は「三昧蕎麦」(1400円)
、妻は「茜三昧」(1800円)を注文
そば粉100%の「生粉打ち」、季節の素材も打ち込む「変わり蕎麦」と、
いわゆる普通のそば「粗挽き」の3種類が味わえる。

三昧蕎麦はすべてざる。茜三昧は粗挽きのみ温かい鴨南蛮。
一枚を食べ終える頃合いを見計らって、次の一枚が出てくる。
この日の変わり蕎麦は青紫蘇。目にも鮮やかな緑色だった。

そばはとても細いのに腰が実に強い。だから、量は少ないのに食べ応えがある。
つゆは濃いが、なぜか味をあまり感じない。そばの香りを引き立てるため?
私はこんなものかと思ったが、妻好みのつゆではなかったようだ。
それでも、田舎そばを食べ慣れた身には、洗練されたそばが印象深かった。
料金は高めだが、自家栽培を勘案すれば、妥当な線かもしれない。

食べ終えて店を出るころには、玄関で待つ人も。
駐車場には品川横浜、宮城ナンバーの車も止まっていた。
そば好きの情熱、恐るべし。

これと対照的なそば店にも先日入った。
実家に帰った際に立ち寄った上田城址公園近くの「やぐら亭」。
細めの麺でのど越しも滑らかで、甘めのつゆと合ってなかなか美味しいが、
ここは量の多さもかなりのもの。せきざわの倍以上はある。

家族4人で1品ずつ頼んだら、合わせて2人前分も残ってしまい、
貧乏性の私が必死に詰め込んだ。代金は4人前でせきざわの2人前とほぼ同じ。
上田には、ほかにも盛りの多さで有名な店が幾つかある。

どちらも、私としてはあり、の店。気分と腹具合に合わせて使い分けたい。
posted by Bensan at 16:59| 長野 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | 味わう | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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